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グルコサミンの飲み方
グルコサミンは食事から十分な量を摂取するのは難しいので、サプリメントを利用すると便利です。その際には正しい飲み方をするように気をつけましょう。
天然にも存在する成分であるグルコサミンは、副作用などはほとんどありません。ただし、多量に服用すると胸やけや胃痛、吐き気などを催す人もいますので、一日の摂取量を守って飲むようにしてください。
一般的には一日の摂取量として1,000~2,000mgが適量だとされています。これを目安に食事で不足する量をサプリメントで補うようにするといいですね。
また、多くのグルコサミンサプリメントは、カニやエビなどの甲殻から抽出されたグルコサミンを使用しています。甲殻アレルギーを持つ人は特に原材料にも注意して、植物由来のグルコサミンなどを選ぶように注意しましょう。
グルコサミンの効果が現れるまでの期間
グルコサミンは医薬品ではありませんので、数日の服用で効果が現れるというものではありません。効果が現れる期間にも個人差があるので、ある程度継続して服用することは必要になります。
膝に違和感を感じる程度や、階段の上り下りが辛いときがある、といった軽度の関節痛であれば、1ヶ月程度の服用で痛みが軽減する人が多いようです。できるだけ症状の軽いうちに飲み始めたほうが治りも早いので、予防の意味で飲むのもおすすめです。
症状が進行して、痛みで正座ができなかったり、歩くだけでも痛みを感じるくらいになると、効果が現れるまでやや時間がかかるので、3ヶ月程度は必要です。
また、立ち上がったり歩いたりといった日常の動作がかなり困難な状態の方は、効果を実感するまでに1年程度かかる場合もあります。
飲み続けることが大切
グルコサミンが関節痛の症状を改善させるのは、擦り減った軟骨を生成させて、その動きをスムーズにさせるためです。サプリメントで補われたグルコサミンは、軟骨となって痛みを和らげますが、グルコサミンが不足してくるとまた軟骨は磨耗してしまい、痛みが現れることになります。
そのため、しばらくグルコサミンを飲んで症状が治まった場合でも、飲むのをやめてしまうとどうしても再発してしまうことが多いのです。
グルコサミンは年とともに体内での生成量が少なくなるため、どうしても不足しがちな成分です。再発を予防するためには、症状を改善させるときほどの量は必要ありませんが、不足させない程度に飲む続けるのがおすすめです。